手強い害虫が出始めた

毎年この時期になると気になるのがこの害虫です。これはテントウムシではありません。ヒイラギモクセイ等モクセイ科の植物に着く害虫、ヘリグロテントウノミハムシで、テントウムシに擬態していますが、テントウムシよりも一まわり小さい甲虫です。成虫はこの時期から活動を始めヒイラギモクセイなどの新芽を食べ、さらにその黄色い幼虫が新芽を喰い荒らします。したがって、消毒のタイミングの見極めが難しいが重要なのです。早すぎても、遅すぎても食害が大きくなる恐れがあります。被害にあうと新芽が赤茶けて枯れ、緑の生垣が台無しになりかねません。数はまだ少ないですが既に成虫をチラホラ見るようになっています。