ロウバイに荒療治

ハイムのロウバイは今年もあまり花を付けませんでしたが、これは株が古くなり過ぎていることが原因の一つと考えられます。4~5年前筆者自身が聞いたことですが、ロウバイは花は新しい枝にしかつかないので、花が少なくなった株は樹勢を回復させるためにも思い切って古い幹を根元近くから切り詰め、新しい芽の発芽を促す必要があるということです。
この話を聞いたのは、開花を楽しみに神代植物公園に行った時のこと。折角行ったのにロウバイはどの株も全て根元近くから伐採されていて花を観賞するどころではありませんでした。そこで伐採した理由を尋ねたところ、上記のような説明を受けたのでした。あ~、なるほど、そういうものか・・・。

先日、同公園に行った時には花の時期はほぼ終わっていましたが、今年もたくさんの花を付けていたようです。そこで、数年前切り詰めた個所の写真を参考までに撮ってきたのが冒頭の写真です。荒療治の結果、切り株からのひこばえや新しい芽が成長して既に切ったものと同じ太さの木に育っているのが分かります。

ハイムのロウバイも、このように復活して再びたくさんの花をつけて欲しいものです。

参考 樹木図鑑 ロウバイ

 


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