シンゴのきになる話㊼ 酔芙蓉の巻(その4)

日本の最初の記録では1610年に薩摩初代藩主島津家久(1578年~1638年)が琉球産ブッソウゲを徳川家康(1543年~1616年)に献上したとのことです。

それが理由ではないでしょうが、家久はそれまでは忠恒と名乗っていたのを翌年の1611年に家康から諱(いみな)を与えられ家久と改名しています。

ハイビスカスはマレーシアではブンガ・ラヤといって国花に制定され、リンギット紙幣、硬貨にも使われています。また、ハワイの州花です。沖縄では後生花(ぐそうはな)と呼ばれ、死人の後生の幸福を願って墓地に植栽する習慣があるそうです。中国では赤花種の花を食用染料としてシソなどと同様に用い、熱帯アジアでは靴を磨くのに利用するといわれShoe Flowerの別名もあります。

インドではハイビスカスの花から取れる油を整髪料に使います。

 

 

 

 

 

酔芙蓉の巻(その5)につづく


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