チャドクガはどのように越冬するか?

私(Henk)は、まだチャドクガにこだわっています。

この樹木図鑑で発生したばかりのチャドクガの幼虫(毛虫)をご紹介しましたが、蛹や成虫、それと卵についてはこれまで実物を見たことがありませんでした。どんな形をしているのか?どこでどうやって越冬するのかも知りませんでした。そこで、これまでに自分なりにいろいろ調べた結果、卵の形で越冬するらしいことがわかり、ここ2-3週間は暇を見つけてはツバキ・サザンカなど食害が出る木(実際今年毛虫が発生した木)を、葉を裏返して探し回り、やっと産みつけられたチャドクガの卵を見つけました。
写真のように、ツバキ(2号棟Bエントランス脇のツバキコンロンコク)の葉裏に、ベージュ色の綿のように少し盛り上がった形で産みつけられていました。

ということで、チャドクガを駆除するには冬場に卵を見つけ駆除するのがよさそうですが、ツバキの葉というのは厚く硬く、反り返っているので葉の裏側をいちいち見て回るのは至難の業です。あちこち手当たり次第に見て回り、もし運よく見つけられれば、その場で駆除ということしかできそうにありません・・・・、残念ですが。

なお、写真のこの卵は、来年の春まで(幼虫が孵化するまで)プラスティックの容器に入れて飼う(単に保管するだけですが)ことにしました。そして、チャドクガの毛虫が出てくるのを確認してから駆除することにしました。一つの塊から、果たして何匹の毛虫が孵化するのか?それにも興味があります。

チャドクガの卵(2枚のツバキの葉裏に産みつけられている) 少し斜めから見たところ。ふんわり盛り上がっている。

 

参考 雑草・害虫図鑑 チャドクガ   チャドクガの被害


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