「遅咲き」と「二度咲き!」のキンモクセイ

この写真は4号棟北側の生垣に使われているキンモクセイです。他のキンモクセイはもう1か月近く前9月上旬に咲き始め、中旬には既に咲き終わっていますが、ここではその頃には咲かずにちょうど今が見頃となっています。北側ということもあって陽当たりが悪いので「遅咲き」になったと思われますが、これだけ時間差があるとは思いませんでした。

そして、何より驚いたのは、9月中旬に一度咲き終わった他の株が今再び花をつけているということです。一回目の開花が「不完全燃焼」だったからか? というのも、昨年などは花が散る時には木の下がオレンジ色の絨毯を敷いたようになったものですが、そういえば今年はそれが殆ど見られなかったので少し寂しい感じもしていたところです。と、思っていたら、この時期に再びの開花です。これは筆者にとって、初めてのことです。
調べてみると、確かにキンモクセイは一度咲いた後、数週間して再び花をつけることがあるという報告がありました。まさに、それです。下の写真はコミュニティー広場に面したところの二度目の開花をしたキンモクセイです。花の量は今回の方が圧倒的に多いように思います。今回の二度目こそが標準的な開花時期であって、9月上旬の1回目の開花は何かの拍子でむしろ早すぎたのかもしれません。

皆さん、今年はもう一度楽しんでください。

参考 樹木図鑑 キンモクセイ


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