「狂い咲き」? それとも「二度咲き」?

先頃、キンモクセイの「二度咲き」の話をしましたが、今回は「狂い咲き」の話です。

春の花の時期を終わって夏も過ぎたころに、緑の中にポツンと1-2輪花をつけているツツジを今年もいくつか見ました。これは明らかに「狂い咲き」だ、ツツジの類は時々狂い咲きをするのだと、ずっと思っていました。ところが、先日神代植物公園でたくさんあるシャクナゲの株の中のいくつかの株でピンク色の花をつけたものがありました。ああ、やはりこれも狂い咲きか? ところが、これは狂い咲きではありませんでした。西洋種のシャクナゲの中には春秋の2度咲く種類があって、まさに「二度咲き」だったのです。決して狂ってはいませんでした。

狂い咲きのツツジ

神代植物公園のシャクナゲ

ハイムに帰って、改めてシャクナゲを見てみると3号棟の前の株にも一つだけですが花をつけていました。さらに蕾もかなり大きくなっており、これはどうも「春秋二度咲き」の種類だったようです。今まで秋に咲いたのを見た記憶はありませんが・・・。

3号棟前のシャクナゲ

剪定時期の関係で、秋に咲く花芽が切り取られていたため秋に花を見なかっただけなのかもしれません。

参考 樹木図鑑 シャクナゲ

 

 


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