傷んだ新芽 クマノザクラ

数日前に、「クマノザクラ順調に成長」という記事を書いたばかりでしたが、ちょっとかわいそうなことが起きています。というのも、移植後順調に出ていた新芽が、今日(19日)気が付くと茶色に変色して枯れたような状態になってしまっているのです。先の記事に添付の写真は11日ですし、褐変した葉の状態からすると葉はまだ生々しく、1-2日のうちにこの変化が起こったことになります。しかし、これは木そのものに異常が起きたとか、水枯れとかによるものではなさそうです。もしそうならば、異常は新芽だけでなくほかの葉にもでることになりますが、今のところそれは見られません。さらに、交番脇の株を見ると、確かに先端部分が変色しているところがありますが、下にある一部の新芽は全く変化がなく、以前のままで健全です(最下段の写真)。以下の写真をご覧ください。

1号棟エントランス脇のクマノザクラの傷んだ新芽

交番脇のクマノザクラの傷んだ新芽

交番脇のクマノザクラの傷んでいない新芽(全く変化なし)

ということで、おそらくこれは強風で激しく新芽が揺さぶられ擦れあったために傷つき、その結果水分が失われ褐変してしまったものと思われます。この近くにある1・2号棟のアラカシの生垣も新芽の頃に強風に吹かれあっという間に褐変してその新芽がダメになることがよくありますが、どうもそれと酷似しているように思われます。

以上で、この新芽の変色は一過性のものであることを信じたいと思います。木そのものの勢いが衰えていなければ、必ず別の個所から別の新芽が出ることを期待しましょう。

(Henk)

傷んだ新芽 クマノザクラ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 田中和子 より:

    クマノ桜、頑張れ。  川崎の地にしっかり根付いて、きれいな花を咲かせてね。

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