フヨウにキイロテントウ

フヨウは昨秋大きく剪定しましたが、今ではたくさん葉を茂らせています。花にはまだ少し時間がかかりますが、その大きな葉にはいろいろな虫たちが集まってきています。テントウムシもその中の一つですが、ひときわ小さく体全体が黄色のテントウムシがいます。キイロテントウといって、よく見かけるナミテントウとは別種です。そしてそのテントウムシはフヨウの葉にうっすらできたうどん粉病の白くなった部分を盛んに舐めているようです。これは、ナミテントウ(写真2枚目が成虫。3枚目はその幼虫)などがアブラムシをエサにするのとは違って、キイロテントウはうどん粉病で葉の表面が白くなった菌をエサにしているのです。写真で少し葉が少し斑に白っぽく見えるのがそのうどん粉病の病変部分です。その意味で、フヨウにとっては有難い益虫なのです。

参考 樹木図鑑 フヨウ


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