長野県の木~シラカンバ

長野県南佐久郡の北八ヶ岳の麓、標高2,000m以上の八千穂高原に「白駒池」という湖が有ります。

入山口から、シラビソやコメツガ等の亜高山針葉樹林の原生林が拡がる「苔の森」は、
もののけ姫のジブリの世界にそっくりだと、近年人気急上昇のスポットです。
神秘的な美しい苔の森を突っ切ると別世界、そこに原生林に囲まれた静寂の白駒池が有ります。
訪問日は天候に恵まれず風が有った為に、天空を写し、紅葉に染まる景色は楽しめませんでした。

湖岸周辺には、葉っぱが黄色く色づき始めた白樺林の白い樹皮が林立、ひっそりと静まりかえり、時間が止まった様なひと時を楽しめました。
シラカバの樹皮は油分が多く、学生時代の山の縦走の時、枯れ木の樹皮を剥いできて、炊事の時には着火剤として、よく利用したものです。
テント設営地に着いて、空腹時に調理時間が短縮出来て助けられました。

山仲春男


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