シンゴのきになる話61 大竹囲碁名人の言葉の巻(その2)

インドの景色が違うのです。モンスーンが来る前と来た後では景色が違うのです。

それが如実に判ったのは北インドのラジャスタン州のジャイプールに出張した時です。

乾季の4月に行った時の荒々しい山々が、その次に訪れた8月には緑豊かな優しい景色になっていました。

下の写真は4月に行った時のジャイプールです。

最初の二枚はジャイガール要塞、3枚目は水中宮殿です。

8月に行った時とほぼ同じ場所の写真です。砦の中の池は満水、山は緑一色です。

我がアパートでも外の景色が違っていました。

毎日見ているので気付きませんでしたが、写真を比べてみると一目瞭然でした。

写真左下は4月のアパートの外の景色です。バラック小屋の周りは潅木です。それを牛の群れが食べに来ます。

真ん中は8月です。草が生い茂り、緑一色となります。そして牛も幾分肥えて来たようです。

『天高く馬肥ゆる秋』でなく、『空低く牛肥ゆるモンスーン』ですね。インドは。

それにしても大竹名人の言葉は、真実を見極めることの大切さ、そして真実は変化に表れることを教えてくれました。

大竹囲碁名人の言葉の巻 おわり


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