ナガミヒナゲシ

ケシ科の一年草

地中海沿岸の原産で、広く欧州・北アフリカ・西アジア・オセアニア・南北アメリカ・日本に分布。
紅色あるいはオレンジ色の4弁の花をつけ、開花時期は4-5月頃。
高さは15-60cmほどで茎には剛毛が生えている。果実は一般のヒナゲシよりも長いのが特徴で、それで長実ヒナゲシという。果実の中には1000-2000個の小さい種子が入っていて、遠くまで拡散し、繁殖力が旺盛である。日本には約50年前入ってきた外来植物で、道路際などでもよく育つ。各国では小麦などの耕作地に侵入し、なかなか駆除できない雑草として扱われている。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


wp-puzzle.com logo