オオイタビ

まずは、上の2枚の写真をご覧ください。中央のケヤキの幹が何やら緑で覆われています。これは、単なるデコレーションではありません、オオイタビというクワ科、イチジク属の常緑の蔓性植物なのです。中野島会館前のケヤキの幹を根元からびっしりと覆いつくして、最近は枝先にまでどんどん上へ伸びています。どこから来たものか、何年か前から2本のケヤキの幹に張り付いていました。2年前には取りあえず、まず1本のケヤキ(1枚目の写真では右端の1本)に張り付いたものを引き剥がし、そのケヤキの幹がようやく修復されたようです。
調べてみると、この蔓性植物は岩やコンクリートの壁面にも気根を伸ばしながら張り付くので、殺風景なコンクリート壁面などの緑化に使われているとのことです。しかし、あまりにたくさんの気根を出して樹木の幹に張り付くと寄生された樹木の成長にとっては良いはずはありません。ということで、残る1本に張り付いたオオイタビも今月予定のケヤキの剪定に合わせて除去することにしています。

参考 樹木図鑑 ケヤキ


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