南西隅の実生ケヤキの伐採を提案中

ハイム南西隅、駐輪場に隣接して生えているケヤキをご存知でしょうか。
このケヤキは幹の直径は優に50㎝を超えるまでに成長していますが、これは当初から意図して植えられてものではなく、近くのケヤキの種が落ちて自然に発芽成長した実生のケヤキなのです。また、この場所はケヤキのような大木になる木を植えるに相応しい場所でもありません。しかしながら、このケヤキは幸か不幸か普段あまり注目されることがないまま、気が付けば他のケヤキを凌駕する大木になってしまったというのが実態のようです。

しかし、近年成長が著しく、成長するにしたがって周辺へのいろいろな悪影響が出始めています。地上部が大木化すると同時に地下の根の成長も著しく、既に駐輪場とのコンクリートの仕切りブロックを破壊し、駐輪場の舗装も大きく変形させ始めています。さらに、地上部では大きく張り出した枝葉が周辺の電線(電力・電話)に触れんばかりになっており、特に台風だけに限らず強風時には電線の切断等の恐れもあり、これまでも度々東京電力からも枝払いを依頼され、その都度対応をしてきました。さらに、この木は風のため太い幹が西側(道路側)に傾きながら成長しており、最悪の場合には倒木の危険性すらはらんでおり、その際は周辺への被害は甚大なものになることも危惧されます。仮に、頻繁に剪定しながら現状を維持することも一案としては考えられなくもありませんが、そのための毎年の維持費用等を勘案するとこれはあまりに経費が嵩むうえ、抜本的な対策とはなり得ず、とても賢明な対処法とは思えません。
ご参考までに現在の状況は以下の写真のとおりです。

破壊され始めた仕切りブロック(数カ所に割れ目があり、拡大中)

別角度から見た仕切りブロック(駐輪場側に大きく押し出されている)

境界の目印が大きく陥没するほど舗装した地面が根によって持ち上げられている

電線との状況

このような状況から、当委員会としては将来起こり得る周辺に対するトラブル・被害を未然に防ぐ意味からも早期にこの危険なケヤキは根元から伐採せざるを得ないと判断し、理事会にも提案しているところです。


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