クスノキの実って、どんなもの?
兵庫県の木、クスノキの記事に寄せられたコメントの中に、「クス鉄砲」というのがありました。ご年配の方ならご存知かもしれませんが、簡単にご説明します。
細い竹筒の両端にクスノキの実を詰めて、後ろから細い棒で押し出し、空気の圧力で前に詰めた実を飛ばす、いわば空気銃です。実の大きさと、使う竹の内径の微妙な加減をするのがミソ。クスノキの実だけでなく、リュウノヒゲの実とかマンリョウとかも、「玉(銃弾)」として使いました。また、似たものに、「スギ鉄砲」「紙鉄砲」というのもありました。要は、何を玉にするかの違いです。
さて、そのクスノキの実ですが、こんなものです。少し前に撮った写真をご覧ください。現在は、常緑高木の剪定作業で実は残念ながらほとんど剪定されていて、見られないかもしれませんので。