フヨウの葉の上で

フヨウは大きな葉を茂らせていますが、花が咲くまでにはまだ少し時間がかかります。その葉の上にはいろいろな虫たちが集まってきます。他の木と比べても虫の種類も数も多いように思います。一番の客はアブラムシ、次はアリ、テントウムシ、カミキリ、ハエ、ハムシ、クモ、花が咲けばチョウたちも。虫たちを観察するには絶好の場所です。今日は2枚の写真をどうぞ。

フヨウの樹液を吸うアブラムシ。白く小さい粒のようなのがそうです。葉の裏にはビッシリとついています。その意味ではフヨウにとっては害虫です。そのアブラムシを食べに来るのがテントウムシ。彼らにとってフヨウは一日中食事ができる場所。フヨウにとってはテントウムシは味方です。しかし、アブラムシはアリに頼んでテントウムシから守ってもらっています。しかし、1匹のアリくらいではテントウムシもヘッチャラですが。そんなところに、甘い汁を横から頂きにいろんな種類のハエも集まってきます。1枚の葉の上も賑やかです。

これはすっかりフヨウの常連になったラミーカミキリ。2匹いたうちの1匹が飛び立つ瞬間が撮れました。今年は発生も早かったが数が去年より多いように思います。おそらくフヨウの幹の中にはまだたくさんの幼虫や蛹が羽化をまっているはずです。葉だけでなく幹を喰い荒らされてもフヨウは強い。

参考 樹木図鑑 フヨウ


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