雑草対策 新しい試み

半円形花壇は4月の全面改修から約3か月が経過しましたが、やはり2か月を過ぎたころからツツジの間にはいろいろな雑草が目立つようになってきております。改修後も何度か除草をしておりますが、やはり雑草の繁茂はなかなか止められそうにありません。これまではなんとしても雑草を根こそぎ除去しようと、真夏であっても隔週ごとに、まるで親の仇のように草抜きに努めていました。しかし、これには限界があり、結局徒労に終わることは身に染みて痛感しています。そこで、今後は雑草に対する考え方を少し変えてみようと考えました。
冷静に考えれば、土・水・光・適度な温度があるかぎり、雑草の繁茂はそう易々とは防げるものではないのです。しかし、その反面、この条件のうちどれか一つでも欠けると雑草も繁殖しにくくなるのも事実で、このことに最近になって気づいたのです。ただ、植栽があるので、土・水を絶ってしまうわけにはいきませんし、温度も自然のことなのでどうにもなりません。しかし、光だけなら工夫次第で何とかコントロールできそうです。実際、植栽が混みあったところには雑草は少なく、隙間が大きく空いていることろにはたくさん生えているのです。つまり、地面はなるべく剥き出しのままにせず、地面に光が届きにくくすれば、たとえそこに雑草の種があっても発芽はしないし、また発芽したとしてもそれ以降の成長は抑えることもできそうです。

ということで、雑草に対する方針を変え、従来の除草方法はほどほどに(最低限に)とどめ、つまり、なるべく花だけは付けさせないようにすることと、目立つ大きいものは最低葉っぱだけはむしり取る、ということだけにします。そして、上の写真のように腐葉土を植栽の隙間に敷き詰めることで「地面への光を絶つという新しい雑草対策」を全体の三分の一ほどの部分で(下の写真)試みることにしたわけです。この方法でどのくらい効果が出るものか、ひと月ほど見守ることにしています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


wp-puzzle.com logo